外国人向けの格安スマホ
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格安スマホとは、SIMカードのみを販売する格安SIMカードとは異なり、SIMフリーのスマホ端末と格安SIMカードをセットで販売されているもののことです。外国人に格安スマホをおすすめする最大の理由は、格安スマホであれば、契約期間が短く、高い違約金を払わずに解約できるというメリットがあるからです。音声通話が付いたプランの場合は、1年程度の契約が必要になりますが、データ通信専用プランであれば、多くのプランが最低利用期間を設定していないため、違約金もありません。また、格安スマホには、豊富な料金プランが用意されており、自分のニーズに合った料金プランを選ぶ事ができる点も大きな魅力。ワーキングホリデーや短期留学で日本に来た外国人の方は、外国人向けの格安スマホを上手く活用することで、従来の大手通信キャリアのスマホを契約した場合と比較すると、はるかにリーズナブルな料金でスマホを利用する事ができます。さらに、格安スマホは端末の種類も豊富で、2万円以下の格安機種もあれば、5万円以上のハイスペック機種もあるので、自分にぴったりの格安スマホを選ぶ選択できます。
本特集では、外国人向けの格安スマホの特徴や利用料金などをわかりやすく解説します。また、外国人が日本で格安スマホを購入する際に、契約に必要なものも説明します。日本在住の外国人の方は、各社の格安スマホの特徴を比較し、自分に合った格安スマホを見つけましょう。
外国人におすすめの格安スマホ
楽天モバイルの最大な特徴は、毎月の利用料金の安さ。料金プランは「Rakuten 最強プラン」一つだけ。月間データ通信量が3GB以下の場合は、月額料金が1,078円。20GBを超えた場合は月額料金3,278円でデータ使い放題。格安スマホの端末ラインナップも充実しており、月額550円からスマホ端末を購入する事ができる。格安スマホを利用する事で、楽天スーパーポイントを貯める事ができるので、楽天グループのサービスを利用する外国人の方におすすめ。おすすめの格安スマホは、「OPPO Reno7A」。超広角レンズ搭載の4眼カメラが付いており、質が高い写真を撮る事ができる。
docomoが2021年3月に提供を開始したオンライン契約専用のスマホ料金プラン。月額利用料金の安さと安定した通信速度が最大の特徴。契約手続きをすべてオンライン上で完結。お問い合わせやサポートなども全部チャットで提供することで、低価格化を実現している。料金プランは二つだけ。月間20GBの通信データ通信量と5分以内の日本国内の通話料金が回数無制限で無料になるプランが、月額料金が2,970円(税込)。もう一つは、月間100GBの通信データ通信量と5分以内の日本国内の通話がかけ放題になるプランが、月額料金が4,950円(税込)。料金の支払いはクレジットカードはもちろん、ゆうちょ銀行などの日本の銀行口座からの振替(引き落とし)にも対応しており、日本のクレジットカードを持っていない外国人の方も契約できる。おすすめのスマホ端末は、iPhone13。ナイトモードを搭載し、少し暗い場所でも綺麗な写真を撮影可能。また、バッテリーは一日中持続でき、長時間スマホを利用できる点も嬉しい。
高い信頼性と安定した通信速度は特徴。信頼性を重視する外国人の方におすすめの格安スマホの一つ。外国人向けの格安スマホ購入説明ページが設置されており、外国人の方にもわかりやすい。「2ギガプラン(2GB)」「5ギガプラン(5GB)」「10ギガプラン(10GB)」「15ギガプラン(15GB)」「20ギガプラン(20GB)」「30ギガプラン(30GB)」「40ギガプラン(40GB)」「50ギガプラン(50GB)」8種類の料金プランを提供。また、余った通信データ容量を翌月に繰り越す事ができる。おすすめの格安スマホは、台湾メーカーASUSが提供する「ZenFone 8」。ASUS独自の「フリップカメラ」を搭載し、自撮りもパノラマ写真も高画質に撮影することができる。また言語設定で中国語表記に対応。SIMカードを入れ替える事で日本から帰国した際も、中国語で問題なく利用できる。
外国人向けの格安スマホの契約&購入
契約&購入時必要な物
- 本人確認書類
有効期限内の在留カード、特別永住者証明書、健康保険証、運転免許証(国際免許証を除く)など
※通信業者により、補助書類を提出する事もあります。 - 本人名義のクレジットカード(※海外発行のクレジットカードを利用できない事もあります。)
格安スマホ契約&購入の流れ
格安スマホは、各業者のサイトからオンラインで簡単に購入する事ができます。ここでは、外国人が格安スマホを購入する流れを解説します。
スマホ端末や料金プランを選択
格安スマホサイトの申込フォームでスマホ端末や料金プランを選択する。
申し込み(個人情報登録・本人確認手続)
名前、住所などの個人情報を登録し、本人確認手続を行う。(※本人確認書類をスキャナーやカメラで撮影し、アップロードする。)
※ミドルネーム(middle name)を持っている外国人は、ファーストネーム(First name)の欄に入力してください。
※入力する契約者の氏名や住所は在留カードに記載されているものと一致しないと、契約できないので、アルファベットで登録か、漢字やカタカナで登録かを注意しましょう。
格安スマホの発送
申し込み手続と本人確認が完了後、スマホ端末とSIMカードを同梱し、届く。
初期設定を行う
SIMカードが差し込み、初期設定を行う。
利用開始
外国人向けの格安スマホのメリット・デメリット
格安スマホのメリット
- 最低利用期間が短く、料金プランが豊富
・最低利用期間が比較的に短い(※最長でも12ヶ月)
・自分のニーズに合った料金プランを選ぶ事ができる。また、料金プランを変更する事も可能。 - 毎月のスマホ利用料金が安い
・毎月のスマホ利用料金を平均2,000~3,000円くらい(※プランによって異なる) - スマホ端末が安い
・スマホ端末の価格が安い(2万円前後~)。また、格安スマホは機種が充実。格安スマホの端末の多くは台湾、中国、韓国製。日本製を希望する場合、ソニー、富士通、シャープなど日本メーカーの格安スマホ端末も利用可能。
デメリット
- キャリアメールが使えない
・「×××@docomo.ne.jp」「△△△@ezweb.ne.jp」「○○○@softbank.ne.jp」のような、日本携帯大手3社(docomo、au、SoftBank)が提供するメールアドレスを利用する事ができない。
⇒YahooやGmailなど、PCで使えるメールアドレスは使用可。 - 無料通話や、掛け放題などのプランがない
・同じキャリア同士間の無料通話などのプランがないので、通話時間が長くなるほど、毎月のスマホ利用料金も高くなる。(※通常、格安スマホの通話料金は30秒22円)。
⇒SkypeやLINEなどの無料通話アプリを活用すれば、電話代を抑える事ができる。またskypeのオプション機能を活用する事で、データ通信専用の契約でも携帯や固定電話へかける事も可能。また通話料金も安い。
外国人向けの格安スマホ
スマホ端末の料金 | 月額540円~月額2,691円(24か月間) |
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スマホ端末の種類 | 「iPhone 15 Pro」「iPhone 15」「AQUOS sense8」「Xperia 10V」「Galaxy S23」「OPPO Reno9A」他 |
Rakuten 最強プラン |
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初期費用 | なし |
最低利用期間 | なし |
余ったデータ容量の繰り越し | 翌月に繰り越し不可 |
オプションサービス |
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キャンペーン情報 |
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- 2024年8月時点(内容は変更になっている可能性があります)
スマホ端末の料金 | 一括払い49,390円~71,500円 |
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スマホ端末の種類 | 「iPhone15」「iPhone15 Pro Max」「iPhone15 Plus」「Xperia 10 V SO-52D」「Galaxy S23 SC-51D」 |
音声通話対応料金プラン |
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初期費用 | 0円 |
最低利用期間 | なし |
余ったデータ容量の繰り越し | 翌月に繰り越し不可 |
オプションサービス |
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キャンペーン情報 | 対象のスマホを購入することで、機種代金から割引またはdポイント(期間・用途限定)をプレゼント。 |
- 2024年8月時点(内容は変更になっている可能性があります)
スマホ端末の料金 | 月額681円~月額2,487円(24か月間) |
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スマホ端末の種類 | 「iPhone14」「AQUOS wish3」「OPPO Reno 7A」「Xiaomi 13T Pro」「Zenfone 10」他 |
データ通信専用料金プラン |
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音声通話対応料金プラン |
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初期費用 | 3,300円 |
SIMカード発行手数料 |
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最低利用期間 | 利用開始日の翌月末日まで |
余ったデータ容量の繰り越し | 翌月に繰り越し可 |
オプションサービス |
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キャンペーン情報 |
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- 2024年9月時点(内容は変更になっている可能性があります)