外国人が帰国・一時帰国・海外渡航の際のPCR検査を選ぶポイントとは?費用や英語陰性証明書の発行方法を徹底比較
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世界各国で新型コロナウイルスのワクチン接種が進展しており、入国規制を緩和する国も増えてきています。ワクチン接種を完了した外国人は、年末年始の長期休暇に一時帰国して実家に帰ったり、海外出張に行ったりする方ことも出てくるでしょう。
入国規制が緩和されるとはいえ、多くの国は入国前72時間または48時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書の提出が必要です。PCR検査の陰性証明書は、検体採取方法や陰性証明書の内容・言語・様式など、国により要求される内容が異なるため、海外渡航する際、渡航先の国の規制に合わせたものを取得することが重要です。
本特集は海外渡航用の英語陰性証明書を発行することができるPCR検査を実施している医療機関やPCR検査キットに注目。検査費用や検査内容、検体採取方法、かかる時間などを比較しました。また、帰国や一時帰国、海外渡航する予定の外国人の方がPCR検査を選ぶポイントもわかりやすく解説します。
年末年始に帰国や一時帰国する外国人の方や、海外渡航する予定の外国人の方、PCR検査を検討している外国人の方は、本特集を参考に適切なPCR検査を選びましょう。
帰国・一時帰国・海外渡航の外国人におすすめの英語陰性証明書を発行できるPCR検査
通常のPCR検査は3日以内に検査結果がメールで届くが、芝国際クリニックのPCR検査で あれば、「クイック指定」を選択することで、最短当日に陰性証明書を発行でき、急な海外出張や急ぎの海外渡航の際も利用しやすい。すでに100か国以上の渡航用陰性証明書を発行した実績があり、通常の英語陰性証明書はもちろん、ハワイやベトナムなど、指定した国の陰性証明書の様式、QRコード陰性証明書にも対応。通常の帰国はもちろん、一時帰国や海外出張する外国人に最もおすすめできるPCR検査機関の一つ。来院検査はJR浜松町駅から徒歩5分、アクセスしやすい立地で受けられる。PCR検査方法は唾液検査と鼻咽頭ぬぐい液検査を選択でき、鼻咽頭検査に抵抗がある外国人の方にも利用しやすい。
費用 |
唾液検査15,400円(税込) 鼻咽頭ぬぐい液検査18,700円(税込) |
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検査手法 | 鼻咽頭ぬぐい液、唾液(※選択可能) |
英語の陰性証明書の発行 |
3,300円(税込) (※QRコード/ハワイ書式/ベトナム書式にも対応可能) |
海外渡航用陰性証明書の発行 | 可能 |
決済方法 | クレジットカード、現金 |
判定にかかる時間 |
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PCR検査とは
PCR検査は新型コロナウイルスの検査において、現時点で最も精度が高い検査方法として広く認められています。鼻の粘液や唾液から検体を採取し、鼻や喉にウイルスが潜んでいるかどうかを検査。最大6時間程度で検査結果がわかります。
最近、自宅で唾液を採取し、検査機関に郵送するだけの簡易抗原検査キットが登場する等、家庭でも検査が受けられるようになりました。PCR検査機関に行く必要がないため、多忙な方や、一度検査を受けてみたいという方からの人気が高まっています。
その一方で市販の簡易抗原検査キットは検査結果通知書だけの発行に留まり、海外渡航者向けの陰性証明書には対応しないものが大半で、日本から海外渡航する際に利用することができません。医療機関に行くことに抵抗がある外国人の方は、市販の検査キットではなく、医療機関が提供するPCR検査サービスを利用しましょう。
外国人が帰国・一時帰国・海外渡航する際のPCR検査の選び方
PCR検査は各医療機関によって検体採取方法、検査方法、陰性証明書の内容が大きく異なります。実際に検査を受ける前に、しっかり比較し、渡航先の国が指定した内容に合うPCR検査を選ぶことが重要です。
帰国・一時帰国・海外渡航の外国人におすすめのPCR検査の選び方 その1
自宅で検査するか来院検査するか決める
医療機関のPCR検査は自宅検査と来院検査の2種類に分けられます。自宅検査は自宅で唾液を採取し、検体を送るだけでOK。一連の作業を全て自宅で終えることができる非常に簡単な検査方法です。ただし、自宅検査は医療機関からの検査キットの発送や検体の返送に時間がかかるため、予約から陰性証明書を発行するまで約3日以上かかるケースもあります。渡航先の国によって規制が異なりますが、多くの国は出発前72時間または48時間以内にPCR検査を受けたことを証明する陰性証明書の提出が求められるため、自宅検査ではフライトに間に合わないリスクがあります。
一方、来院検査の場合は、多くの場合、検査当日あるいは翌日に陰性証明書をもらえます。帰国や一時帰国、海外渡航する外国人の方は来院検査がおすすめです。
帰国・一時帰国・海外渡航の外国人におすすめのPCR検査の選び方 その2
陰性証明書の発行が早いPCR検査機関を選択
紙面はもちろん、電子版ファイル(PDFファイル)を発行することができる検査機関も増えており、どのような形式の陰性証明書を受け取るかによって、選ぶPCR検査機関が変わります。陰性証明書や海外渡航証明書などの発行実績が多いPCR検査機関を選ぶことも大切ですが、陰性証明書の発行が早いPCR検査機関を選択すると良いでしょう。
帰国・一時帰国・海外渡航の外国人におすすめのPCR検査の選び方 その3
渡航先の国が指定された陰性証明書の発行可能かどうかを確認する
国によって指定された陰性証明書の内容が異なるため、渡航先の国に合わせ、適切な陰性証明書を発行できるかどうかを必ず確認しておきましょう。
帰国・一時帰国・海外渡航の外国人におすすめの英語陰性証明書を発行できるPCR検査
PCR検査指定医療クリニック「Tケアクリニック」が実施するPCR検査。中国、アメリカ、台湾、韓国、欧州諸国など、100か国以上の渡航用陰性証明書を発行することができる。日本の経済産業省及び厚生労働省の検査証明機関に登録しており、医療機関としての信頼性も高い。年中無休で土曜日・日曜日・祝日もPCR検査を受けることができ、月曜日や火曜日に出国する予定の場合も、陰性証明書の発行が間に合う。東京・大阪の来院検査に加え、検査キットによる宅配検査も実施。平日14時までに公式サイトから検査キットを申し込むと、日本全国に当日発送。地方に住んでいる外国人の方でも利用しやすい。検査手法は唾液検査で、約5分で検体採取が完了する点も嬉しい。
来院検査の場合は、検査希望時間の最短1時間前までに予約することが可能。14時30分までの検査は当日中に検査結果がメールで通知(※予約状況により前後する可能性あり)。通常の帰国や一時帰国する外国人の方は、候補に加えるべきPCR検査クリニックの一つ。
費用 |
来院検査16,500円(税込) 検査キットによる宅配検査5,980円(税込)~9,980円(税込) |
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検査手法 | 鼻咽頭ぬぐい液(※来院検査のみ)、唾液 |
英語の陰性証明書の発行 |
5,500円(税込) (※検査キットの場合はオンライン診療が必要) |
海外渡航用陰性証明書の発行 | 可能(※検査キットの場合はオンライン診療が必要) |
決済方法 | クレジットカード |
判定にかかる時間 |
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自宅で唾液を採取し、郵送する自宅検査のみに対応しており、鼻咽頭ぬぐい液を採取する際の痛みや不快感もない。厚生労働省の承認を得た機器で検査を行うため、高い検査精度や安全性を期待できる。また、新型コロナウイルスだけではなく、変異株ウイルスの検出にも対応している。検査結果補償制度があり、万が一検査結果で陽性が出た場合は、無償で再検査することも可能。
土日祝日も営業しており、24時間いつでも公式サイトからPCR検査を予約できる点も便利。16時までに検体が到着した場合、最短3時間で結果を受け取ることができる。(※予約状況により前後する可能性がある)タイ、ベトナム、カンボジア、フランス、ドバイ、エジプト、イタリアの陰性証明書には対応していないが、他の国の陰性証明書であれば発行可能。検査費用が比較的にリーズナブルなので、PCR検査にかかる費用を節約したい外国人の方におすすめできるPCR検査の一つ。
費用 | 検査キットによる宅配検査7,980円(税込) |
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検査手法 | 唾液 |
海外渡航用陰性証明書の発行 |
2,000円(税込) (※タイ、ベトナム、カンボジア、フランス、ドバイ、エジプト、イタリアの陰性証明書は対応しない) |
決済方法 | クレジットカード、電子マネー |
判定にかかる時間 |
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外国人が帰国・一時帰国・海外渡航する際のPCR検査の流れ
STEP1 インターネットでPCR検査を予約
24時間いつでもPCR検査を予約することが可能。
STEP2 PCR検査機関に行く(来院検査の場合)/PCR検査キット発送・自宅に到着(自宅検査の場合)
予約した日時にPCR検査機関に行く。(来院検査の場合)
自宅に届いたPCR検査キットを受け取る。(自宅検査の場合)
STEP3 検査を受ける(来院検査の場合)/自宅で唾液採取・返送(自宅検査の場合)
検査機関のスタッフさんの指示により、検査を受診。(来院検査の場合)
説明書に沿いながら、自宅で唾液を採取し、検査機関に返送。(自宅検査の場合)
STEP4 PCR検査結果・陰性証明書を受け取る
メールでPCR検査結果・陰性証明書を通知。