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外国人の不動産購入

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日本ワーキングホリデー&留学編集部

東京・横浜は日本が誇る国際都市ですが、最近は地方都市の不動産にも注目が集まっています。その代表格は2025年に万博、2029年に日本初のカジノ開業を目指している大阪です。その他にもスキーリゾートが人気の札幌、TSMCが拠点を開設する熊本、その玄関口になる福岡の不動産価格も上昇を続けており、外国人の投資意欲は衰えていません。その理由の一つが、この数年で一気に進んだ円安です。不動産価格の上昇以上に円安が進行したため、外国人にとって日本の不動産は非常に手ごろな価格になっており、日本の不動産購入を希望する外国人が年々増加しています

日本の不動産購入に積極的なのは、発展を続けるアジアの国々(中国、台湾、香港、シンガポール他)の富裕層です。現在の東京・大阪・福岡・熊本・北海道は、世界の不動産市場の中でも大きな注目を集める市場の一つになっています。他のアジアの主要都市と比較すると、これらの地域の不動産価格はまだまだ割安で今後の伸びや安定的な家賃収入を期待できる事も、人気が高い理由の一つです

一般的に東京の不動産の家賃収入は5%前後と言われていますが、大阪含め地方都市であれば、さらなる金利収入が期待できます。これは他のアジアの主要都市の不動産投資の平均利回り2%を大きく上回っています。また、円安の進行にも伴い、日本不動産価格に対する割安感が高まっている現在、日本の不動産購入の絶好のタイミングである事は間違いありません。

日本への留学や日本での長期勤務を検討している方は、賃貸物件ではなく、マンションへの購入を検討するのも選択肢の一つです

今の生活のためだけではなく、長い目で考えると、日本の不動産購入は自分が住む上でも、貸す上でも魅力がある事は間違いありません。

本特集では、外国人が日本の不動産を購入する際の流れをご紹介します。また、外国人の不動産購入に役立つ日本不動産情報サイトをピックアップ。日本での不動産の購入を検討している外国人の方は、本特集を参考に、自分のライフスタイルに合った最適な不動産を購入しましょう。

外国人不動産購入の流れ

外国人が不動産を購入する際の流れは下記の通りです。

希望条件、購入目的、資金計画を決める

まず購入を希望する地域、予算、不動産の種類、広さ、間取りなど、不動産に対する希望を書き出しましょう。その上で居住用なのか、投資用なのか、購入目的を明確にしておく事も大切です。不動産の購入には、土地や建物の価格以外にも諸費用がかかります。諸費用には登録免許税、不動産取得税、印紙税、仲介手数料(中古マンション購入の場合のみ)、火災保険料などがあります。これらの費用は売買価格の約8%前後が目安です。

不動産物件を探す

ある程度希望が固まったら、不動産情報サイトを活用し、物件の情報を調べましょう。一度資料請求を行い、物件の詳しい情報を入手する事が不動産購入の第一歩です

外国人の不動産購入に役立つ不動産情報サイト

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SUUMO(スーモ)

不動産に関する様々な情報を取り扱う国内最大級の不動産情報サイト。新築・中古マンション、新築・中古一戸建てなど不動産情報はもちろん、土地やリフォームに関する情報まで検索する事ができる。日本の不動産を購入したいと考えている外国人にとって、最も役に立つ情報サイトの一つ。

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住友不動産

新築を中心に、中古住宅、リフォーム、土地開発まで幅広く手掛ける大手ハウスメーカー。独自の耐震技術を用いた、耐震性の高い不動産を開発しており、物件の堅牢性に定評がある。また、投資用不動産に特化したページを設置しており、物件価格や想定利回り、築年数で検索する事もできる。コラムでは最新の不動産市場動向や税制、地価、不動産売買知識などの情報も入手できるので要チェック。

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新築オウチーノ

新築マンション・一戸建ての情報を専門に取り扱う不動産情報サイト。首都圏・関西を中心に、東海・九州含む、日本全国の新築不動産の情報を掲載。駅近・キッチン設備が充実・ペット専用・子育て環境充実など、さまざまな特集があり、自分のニーズに合った不動産の情報を検索しやすい。

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不動産物件を見学に行く

気に入った物件が見つかったら、資料請求をして、物件の詳細を確認した後、必ず一度モデルルーム見学もしくは現地を内見しましょう。実際に足を運んでみると、写真と図面だけではわからない周辺環境や、物件の雰囲気を直接確認する事ができます。新築マンションを購入する場合はモデルルームを見学したあと、実際にマンションが建つ場所に足を運んでみると、より物件をイメージしやすくなります。また、不動産物件の情報だけではなく、近くのコンビニやスーパー、病院、郵便局などの周辺環境の確認も忘れずに行いましょう。

不動産購入を申し込む

購入したい物件が決まったら、不動産会社に購入要望書を提出します。人気がある物件の場合、抽選になる事も少なくありません。また住宅ローンを利用する場合、この段階で不動産会社の提携住宅ローンや金融機関に相談しましょう。

重要事項の説明を受ける

物件の購入が決まったら、重要事項の説明を受けます。重要事項説明は、購入物件に関する様々な情報を聞き、納得した上で購入するための重要なフェーズです。重要事項説明書には、物件概要、権利関係、代金の支払方法、契約解除の場合の規約等が記載されています。分からない点があれば、必ず質問し、確認しましょう。

不動産売買契約を締結する

重要事項説明の内容を確認した後は、不動産の売買契約を締結します。その際、多くの場合、物件の購入価格の10~20%程度の手付金を支払います。契約を締結した後、自己都合で解約すると、この手付金は返金されないので注意しましょう

引き渡し

残代金を支払い、物件を引き渡しが完了したら、不動産登記の手続きを行います。不動産登記手続きを行う際は、在留カード、住民票(発行後3ヶ月以内)、印鑑証明書(発行後3ヶ月以内)、印鑑などが必要になります

外国人向けの不動産購入(新築マンション)

日本で新築マンションを購入する際の最大のメリットは、中古売買とは異なり、仲介手数料がかからないという点です。中古マンションと比較すると、購入価格は高くなる傾向がありますが、その分、設備や間取りが充実しており、購入する段階で、間取りの変更やインテリアなどのオプション選択も可能です。また、賃貸物件として運用する場合、新築プレミアムが付加され、高い賃料で貸し出す事ができる他、投資利回りも高くなります。また、築年数が経った中古物件と比較すると、不動産の売却がしやすい点も新築マンションの魅力です。

外国人の不動産購入に役立つ新築マンション情報サイト

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SUUMO(スーモ)新築マンション

「地域」や「間取り」、「通勤ラクラク」、「タワー型マンション」などこだわり条件で新築マンションを検索する事ができる。サイト上から無料資料請求、モデルルームの見学予約に対応。各新築物件の間取りや設備、周辺環境などの詳細が充実。無料で受講できる不動産の購入講座への参加や、個別相談なども可能

SUUMO(スーモ)新築マンション に行く

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新築オウチーノ

モデルルーム情報はもちろん、物件の販売時期、詳細パンフレットの取り寄せなど、新築不動産の購入に役立つ情報が充実。様々な条件で物件を検索でき、間取り、設備はもちろん、モデルルームや周辺環境の画像まで掲載されているので、物件の詳細イメージをつかみやすい。お気に入りの不動産物件を一覧表で比較する機能も便利。

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外国人向けの不動産購入(中古マンション)

一般的に中古マンションは、新築マンションと比較すると購入価格を抑える事ができますが、不動産会社に仲介手数料を払う必要があり、マンションの築年数や状況によっては、修繕一時金やリフォーム費用がかかる点には注意が必要です。一方で建物完成前に契約する新築マンションとは異なり、実際の物件をじっくり見て選ぶ事ができ、引き渡しまでの期間が短い点は中古マンションのメリットです。また中古マンションを購入し、賃貸物件として貸し出す事ももちろんできます。基本的には中古マンションの数が新築より比較的に多く、選択肢も増える

外国人の不動産購入に役立つ中古マンション情報サイト

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ホームアドパーク

築年数10年以内の中古マンションや、リフォーム済みなどの不動産特集が充実。予算内で建物の状態が良い中古物件を簡単に検索できる。毎月のローン返済額から購入価格をシミュレーションした結果、無理なく購入できる中古物件の情報も表示される。吉祥寺や梅田など関東・関西の人気の街の不動産情報も充実。駅名から条件に合う不動産を簡単に検索できる。

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中古オウチーノ

間取りだけではなく、平米単価や、専有面積、築年数で物件情報を絞り込む事ができるので、希望に沿った中古マンションが検索しやすい。さらに物件の資産価値、近隣の不動産相場、返済シミュレーションなどの情報も表示。中古マンションの購入や不動産投資を検討する際にも役に立つ。中古不動産購入のノウハウをまとめたコンテンツも豊富

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豆知識外国人が不動産購入時の用語説明

手付金 契約締結の証明として、支払う費用。買主が自己都合で解約する際は、返還されない。
印紙税 不動産売買・賃借契約に関連した文書にかかる税金。契約金額により税率は一定(※通常2千円~6万円程度)。
固定資産税 土地・不動産の取得後に、毎年納める税金。標準税率は1.4%となっているが、市町村ごとに設定できるので確認が必要。
都市計画税 都市計画区域内の土地・建物の所有者が毎年納める地方税。税率は市町村ごとに異なる。
不動産取得税 土地や不動産を取得した際に、都道府県に一度だけ納める税金。税率は4%。
登録免許税 土地・不動産を登記した際に納める税金。不動産価格と取引内容により税率が異なる(※通常は不動産価格の0.4~2%)。
火災保険料 住宅の火災被害に備えるための損害保険。保険料は火災保険を販売する損害保険会社によって異なる。
仲介手数料 中古マンション物件を購入する際に、不動産仲介会社に支払う手数料。新築マンションの購入時は仲介手数料がかからない。売買契約締結時に一括して支払う場合と、契約時と引き渡し時に半額ずつ支払う場合がある。料率も業者によって異なるので、不動産仲介業者に事前に確認しておく必要がある。

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