外国人の賃貸について

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外国人の賃貸

外国人の賃貸

外国人が日本に来て、留学やワーキングホリデー、就職にも関わらず、部屋を探す際に、言葉の壁だけではなく、日本独特な賃貸ルールや仕組みに戸惑う事も多いでしょう。そこで本特集では、外国人が日本で賃貸住宅を探す際、必要になる基礎知識や役立つ賃貸情報サイト、シェアハウス検索サイト等の情報を厳選して紹介していきます。日本で賃貸住宅やシェアハウス、ルームシェアを探す予定がある外国人の方は、ぜひ参考にしてください。

外国人の賃貸について

日本で賃貸住宅を契約をする際は、家賃に加え、敷金や礼金、仲介手数料等の諸費用が必要になります。物件や地域によっても異なりますが、一般的には家賃の4~5カ月相当の資金を用意しておいたほうが良いでしょう。また日本の一般的な賃貸住宅を契約する際、高いハードルになるのが連帯保証人です。これは契約者に問題があった際、万一の際は連帯保証人が契約者に変わって弁済を行う事を保証する制度です。つまりこれは契約者の事を連帯保証人が全面的に信頼するという事に他なりません。日本人同士でも連帯保証人になる事は避ける傾向があり、一般的には親兄弟以外でなる人はほとんどいません。外国人が賃貸物件を契約しようとする場合、これは非常に高いハードルになります。もちろん、連帯保証人になってくれる人を根気よく探すというのも選択肢の一つですが、連帯保証人が不要、もしくは保険会社が連帯保証人になってくれる物件を探したほうがはるかに効率が良いのは間違いありません

最近は日本に住む外国人が増加していることから、連帯保証人不要もしくは債務保証会社利用可の物件も増えてきています。また上述した敷金・礼金に関しても、0円(無料)という賃貸住宅も以前より増えています

外国人が賃貸住宅を探す場合、これらの物件を中心に探すと効率が良いでしょう。

豆知識留学生住宅総合補償制度
外国人留学生なら、留学生住宅総合補償制度を利用すると良いでしょう。留学生住宅総合補償制度とは、連帯保証人が貸主から保証債務の履行請求を受けた場合に、連帯保証人に補償金を支払う制度です。日本の大学、短期大学、専門学校に入学した留学生(留学在留資格を持っている方)であれば、利用できます。詳細は各学校の外国人留学生支援担当に問い合わせましょう。

外国人の賃貸の種類

賃貸住宅(アパート、マンションなど)

日本の民間賃貸住宅には、家具が付いていないものが一般的です。契約期間は基本的に二年間です。日本の大学に留学する等、長期滞在する場合は賃貸住宅がおすすめです。逆に1年に満たない短期滞在の場合は、シェアハウスやウィークリーマンション、マンスリーマンションのほうがコストパフォーマンスは高いでしょう。ちなみに賃貸住宅への入居後が入居後は家賃、共益費(管理費)、水道光熱費(平均1万円)、インターネット利用料等が必要です。一般的に賃貸物件は、高い階の部屋ほど、家賃も高くなります。また最近では、外国人向けの家具・家電付きや、保証人不要の賃貸物件が増えてきています

メリット
1.門限などの制限がないので、自由に生活できる
2.自分の希望に合った部屋が見つかります
3.2年以上の長期滞在を予定している場合、一ヶ月あたりの費用が割安
デメリット
1.入居する際に、家具・家電を揃えなければならない(※家具・家電付きの物件を除く)
2.礼金、敷金、仲介手数料などの初期費用が必要
日本の賃貸住宅探しに役立つ賃貸住宅情報サイト
Suumo【保証人不要 賃貸物件特集】
Suumo画像
外国人が賃貸住宅を借りる際に壁になる保証人が不要な物件をピックアップし紹介
door賃貸【敷金・礼金ナシ特集】
door賃貸画像
賃貸住宅を借りる際、初期費用として用意する必要がある敷金・礼金無料の賃貸物件をピックアップして紹介

シェアハウス

シェアハウスはゲストハウスとも呼ばれ、リビング、キッチン、風呂、トイレなどを入居者で共有し、部屋だけ個室になっているものを指します。多くのシェアハウスには、礼金、敷金、仲介手数料、連帯保証人などが必要がないため、外国人に人気があります。(※保証金が必要なシェアハウスもありますが、通常の賃貸住宅の初期費用と比較すると安い傾向があります。)契約期間は一ヶ月から最大二年まで、賃貸住宅と比較すると、契約の自由度が高いのでワーキングホリデーや短期留学生・遊学生にとって、シェアハウスは便利な住居と言えるでしょう。シェアハウスには外国人の入居者が多い傾向がありますが、最近ではシェアハウスへの入居を希望する日本人も増えているので、日本人との交流も楽しむ事もできます。

メリット
1.家具や家電が付いているので、すぐ入居できる
2.礼金、敷金、仲介手数料など必要がないので、初期費用が安く済む
3.友達を作りやすい
デメリット
1.時間帯により、共有スペースが混雑になり、使いたい時は使えない。
2.共通のルールに従い、生活するので、自由度が低い
日本でのシェアハウス探しに役立つ賃貸住宅情報サイト
Suumo【シェアハウス】
Suumo画像
全国のシェアハウス情報を網羅。関東地方のシェアハウス物件も100件以上取り扱う
サクラハウス
サクラハウス画像
東京を中心に、神奈川県、埼玉県も含め、外国人専用のシェアハウスやマンスリーアパートを提供。家具、エアコン付き。1ヶ月から長期までの契約期間が可能。英語、中国語、韓国語、フランス語など多言語対応が可能。
ひつじ不動産
ひつじ不動産画像
日本国内最大のシェアハウス情報サイト。見やすく、検索しやすい。シェアハウスの情報だけではなく、入居者インタビューやシェアハウスの探し方・選び方、シェアハウスに関する役立つコンテンツも満載

学生寮・留学生会館(学生限定)

学生寮は学校側が管理する学生専用の寮です。また一部大学や専門学校では、学校と提携している民間企業が管理する寮もあります。学生寮の場合、基本的には相部屋が多い傾向があります。また、非常に安価で入居できる代わりに、部屋が狭く、申請しても必ず入居できるとは限らない事が難点です。また、留学生会館は企業が運営管理を行う留学生向けの居住施設です。学生寮に似ていますが、通常は一人部屋に入居できます。学生寮と比較すると値段は上がりますが、快適さは留学生会館のほうが上でしょう。また、留学生会館の中には、ベッドや机など最低限の家具も付いているものもあります。どちらかと言えば寮に近いため、門限があるケースが多く、トイレや風呂が共用等、デメリットもありますが、できるだけ住居費を抑えたい人は、近くに留学生会館がある場合、選択肢の一つに加えると良いでしょう

メリット
1.家具や家電が付いているので、すぐ入居できる
2.家賃が非常に安い
3.学校の徒歩圏内にあるのが多いので、通学が楽
デメリット
1.門限、食事時間などのルールがあり、自由が制限される
2.トイレや風呂など部屋以外の設備は共用
日本での学生マンション・留学生会館探しに役立つ賃貸住宅情報サイト
Suumo【学生マンション・学生会館ナビ】
Suumo画像
格安で済む事ができる学生マンション・学生会館の情報を特集。パンフレットも請求可能。また、学生マンションと学生会館のメリットや特徴を比較。それぞれのおすすめ物件も紹介。

ルームシェア

ルームシェアは、賃貸住宅の一つの部屋に数名で生活する居住方式です。シェアハウスに似ていますが、最も大きな相違点は、ルームシェアには管理人がいない事です。つまり、民間の賃貸住宅で2~3人と一緒に暮らし、ルールはそれぞれが納得した形で決めるのが一般的です。ルームメイトは学校の友人や、会社の同僚がほとんどですが、インターネットで募集する方法もあります(※ただしいっしょに生活する人を選ぶわけですから慎重に考えなければいけません)。ルームシェアは、シェアハウスと比較すると、良い住環境が期待でき、家賃や光熱費などを分担することで、生活費用を抑えられます

メリット
1.初期費用や家賃、光熱費などをルームメイトと分担するので、一人あたりの費用が安くなる
2.一人暮しの不安が軽減される
3.入居者同士で決めたルールを守れば、あとは自由
デメリット
1.ルームメイト同士でルールを破ると、トラブルになりやすい。
2.同時に入居したルームメイトが退去した場合、家賃負担が大きい
日本でルームシェア可能な賃貸物件を探すのに役立つ賃貸住宅情報サイト
door賃貸【ルームシェア可能な賃貸物件特集】
door賃貸
全国のルームシェア可能な賃貸物件をピックアップして紹介。物件数はトップクラス。東京地区であれば4万件以上、千葉・神奈川地区であれば2万件以上の物件を取り扱っている。また大阪であれば5万件以上の物件がある。

【外国人向け】賃貸住宅の探し方

下記は外国人が日本で賃貸住宅を探す際の流れです。

事前に希望条件をピックアップ

どのような部屋に住みたいのかをまず決めておきましょう。住みたい場所や、広さ、住居に求める施設、払える家賃など希望の条件を書きだしましょう。

賃貸住宅を探す

賃貸住宅を探す方法は、直接不動産屋に行って紹介してもらう方法と事前に賃貸住宅の空き部屋がわかる情報サイトを使って、希望の物件を絞り込み、不動産屋で紹介してもらう方法の2種類があります。直接不動産屋に行くよりも、賃貸住宅の情報サイトを使用して、物件をある程度絞り込んでおいたほうが、より効率的に希望の物件を見つけることができます。まずは賃貸住宅情報サイトを使用し、希望の条件を満たす物件の絞り込みを行うと良いでしょう。
賃貸住宅情報サイトでは、家賃や物件の広さ、間取り、設備等の情報に加え、敷金・礼金無料、外国人可等、様々な条件を入力し、物件を絞り込む事ができるようになっています。またインターネット上から不動産業者への問い合わせや部屋の内見の予約等も可能です。条件が良い物件はすぐに埋まってしまうので、気になる部屋を見つけたら、早めに問い合わせたほうが良いでしょう。また、気に入った部屋がない場合は、不動産屋に条件の近い物件を探してもらうのも有効な方法です

気になる物件はを内見

実際の部屋の現状は写真とは異なることがあるので、気に入った物件があったら、必ず部屋を内見しましょう。内見は無料です。実際に部屋を見て、気に入らなかったら、はっきりと断る事も大切です。不動産屋はすぐに契約しないと埋まってしまう等、理由をつけて早めの契約を促してくることがありますが、少し考えたい場合は焦って契約しないようにしましょう。また、日当たりや収納スペース、防犯性など部屋内部の確認だけではなく、部屋の近くのコンビニやスーパー、病院、郵便局などの生活機能も忘れずに確認してください。

入居を申し込む

部屋が決まったら、必要な書類をそろえ、入居申込みをしましょう。所定の審査が完了したら、本契約になります。また実際にサインや印鑑を押す前にきちんと契約書を確認し、分からない点があれば不動産屋に確認しましょう特に特約条項についてはしっかり確認する必要があります。

入居準備

入居日が決まったら、早めに不動産業者に連絡しましょう。鍵を受け取る際に、不動産業者の立会の元で部屋の現状を確認しましょう。退去のトラブルの防止のため、傷や汚れの場所を記録し、日付があった写真を撮っておきます。また、退去の際に、鍵を返さなければならないので失くさないようにしっかり管理しましょう。

入居手続きサポートサービス

入居日に、弊社スタッフが寮・シェアハウス・アパートなど入居手続きをサポートし、契約書や重要事項説明などを通訳。日本語に自信がない方でも、不動産屋さんや大家さんとスムーズにコミュニケーションを取ることができます。お気軽にお問い合わせください。

入居後

管理人や大家さんが近くに住んでいる場合、入居後、あいさつしておくように心掛けましょう。また、電気や水道、ガスは止められている状態なので、契約手続きを行わなければ、使用できません。ガス以外は基本的に立会が不要なので、事前に連絡をしておくことですぐに使用することができます。下記は電気・ガス・水道の契約方法です。

  • 電気 :事前に「電気使用申込書」に名前、住所、使用開始日などを記入し、投函します。電話申込、インターネット申込も可能です。
  • ガス :事前にガス会社に連絡し、使用開始日に開栓してもらいます。ガスの開栓には本人の立会が必要なので、おおよそ使用開始日の一週間前に連絡しておきましょう。日本ガス協会から該当のガス会社を確認した上で、電話やインターネットから申し込んでください。
  • 水道 :事前に「水道使用開始届」を記入し、投函します。また、電話申込、インターネット申込も可能です。

解約(退去)

解約する際に、契約書に記載した期限(通常1~2ヵ月)までに、不動産業者や大家さんに知らせます。また、退去の一週間前までに、電気や水道、ガスの解約手続きを行います。トラブルが発生しないように、退去の際に、必ず大家さんか不動産業者に立ち会ってもらいます。解約手続きの後、敷金は全額返還されます。ただし、部屋や設備を壊したら、傷つけたりした場合、敷金から差し引かれます。

外国人におすすめの賃貸情報サイト

Suumo(スーモ)賃貸
Suumo画像
賃貸物件の写真が多く掲載されているので、部屋のイメージが想像しやすい。学生会館や学生マンションなど学生向けコンテンツも充実。外国人に特化した賃貸に役立つ情報も豊富に取り扱っているのでうまく活用しましょう。
door賃貸
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「敷金・礼金なし」「保証人不要」「女性専用・限定」「5万円以下」「家具・家電付き」など、外国人にとって魅力がある賃貸物件を特集ページで多数紹介。物件情報の提供は、日本の賃貸物件の大手5社が提供している。
スマイティ
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取り扱う賃貸物件の数は日本国内トッププラス。一部の物件はGoogle streetviewで周辺景観を直接確認できる。「保証人不要」や「敷金、礼金ゼロ」などの特集も充実
レオパレス21
レオパレス21画像
少し家賃は高くなるが、すべて家具・家電付き、連帯保証人不要なので、すぐに入居可能。また、マンスリー契約の場合、敷金、礼金、仲介手数料が一切不要のため、初期費用が抑えられる。毎月の水道・光熱費も不要なので、面倒な手続きも必要ない。学生限定の「学割プラン」も要チェック
豆知識賃貸用語の説明
  • 家賃:部屋を貸してもらうことで、毎月大家さんに支払われているお金のことです。途中で入居・退去する場合は、日割りに計算になるのが一般的です。
  • 敷金(保証金):契約する時に、大家さんに預けておくお金のことです。退去する際に、部屋の修理が必要になった場合、敷金から差し引き、残ったお金が返還されます。家賃の2ヶ月分が目安です。
  • 礼金:契約する際に、大家さんに感謝の気持ちを込めて、支払うお金のことです。家賃の1~2ヶ月分が目安ですが、交渉が可能です。礼金は返還されません。
  • 連帯保証人:部屋を借りた人が家賃を払わない時、借主の代わりに支払う人です。入居申込の時には保証人の提出が必要です。通常は、安定した収入がある日本人が求められます。
  • 仲介手数料:部屋を紹介してくれた不動産業者に手数料として支払うお金の事です。家賃の一ヶ月分が目安です。
  • 共益費(管理費):階段やエレベーターなど共用スペースの管理・維持に使う費用です。毎月に家賃と一緒に支払うのが普通です。
  • 更新料:契約期間は通常2年間です。契約期間満了の際に、継続したい場合、大家さんに支払うお金の事です。
  • 損害保険料:火事などの災害に備え、加入する保険です。物件により、必ず加入することもあります。おおよそ1~2万円です。